検査について
MRI検査
磁気共鳴画像(Magnetic Resonance Imaging)
MRI(磁気共鳴画像)について
2015年11月、キヤノンメディカルシステムズの1.5テスラMRI「Vantage Elan」を導入し、最先端の検査が可能になりました。
頭部の撮影を中心に、頚椎〜腰椎の脊椎、四肢の関節などの撮影を行っております。症状によりますが、即日撮影を心掛けております。
頭部MRIでできる検査
頭部MRIでは様々な断面から脳の状態を詳しく確認します。脳スクリーニング検査ではMRA(血管撮影)も同時に撮影し、約20分で終わります。
造影剤を使わずに脳血管・頚動脈の様子を観察できます。動脈瘤・狭窄・閉塞などの検出に有効で、約5分で撮影できます。
造影剤を使わずに脳血流動態を評価できる検査です。脳の血流量を画像化することで、血流低下のある領域(虚血・認知症など)の診断支援に役立ちます。
めまい・難聴・顔面神経痙攣・三叉神経痛など、小脳橋角部の病変を詳しく描出します。内耳の構造や脳神経の走行を鮮明に撮影できます。
脳の白質繊維(神経線維の束)を3次元化して観察できます。脳幹・大脳連合線維・投射線維・交連線維の状態を可視化し、神経損傷の評価に用います。
脊椎MRI
全脊椎撮影
当院では頚椎MRIと腰椎MRIを繋ぎ合わせ、ズレのない全脊椎撮影が可能です。頚椎から腰椎まで脊椎全体の概観を一度に確認でき、椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・側弯症などの評価に有用です。
早期アルツハイマー型認知症診断支援(VSRAD)
MRI画像を使って、脳の萎縮度をみる検査【VSRAD(ブイエスラド)】によって、早期アルツハイマー型認知症診断の支援が可能になりました。
頭部撮影(約20分)+VSRAD(約10分)かかります。50歳以上の方が対象となります。希望される方は検査の前にお申し出ください。
脳全体の萎縮評価(BAAD)
VSRADによく似ていますが、こちらはもう少し深く脳全体の萎縮を見ることができます。アルツハイマー型認知症と健常者の鑑別を人工知能が行い、ADS(アルツハイマー型認知症スコア)として表示します。
MRCP(MRI胆管膵管撮影)検査
膵臓・胆管を詳しく調べるMRI検査です
MRCP(MRI胆管膵管撮影)は、MRIを用いて膵臓や胆管を詳しく観察する検査です。内視鏡を使用せず、放射線被ばくもないため、身体への負担が少ない検査として広く行われています。
当院ではMRIによるMRCP検査を実施しており、膵臓・胆道疾患の早期発見や経過観察に対応しております。
このような方におすすめです
- 健診で膵のう胞を指摘された
- IPMN(膵管内乳頭粘液性腫瘍)の経過観察が必要
- 胆石症と言われた
- 胆のうポリープを指摘された
- 肝機能異常が続いている
- 原因不明の腹痛がある
- 背中の痛みが続く
- 膵癌が心配
- ご家族に膵癌の方がいる
MRI検査を受けられる方へ
MRIのMはマグネットの「M」で、装置自体が大きな磁石です。以下に該当する方は検査前に必ずお申し出ください。
検査を受けられない方
- 心臓ペースメーカー・植込み型除細動器(ICD)をお持ちの方
- 人工内耳・人工中耳の方
- 脳動脈クリップなど体内クリップ手術をされている方
- その他の体内金属がある方
事前に医師へご相談ください
- 刺青・アートメイクのある方(材質によっては変色や検査不可の場合があります)
- 閉所恐怖症の方
- 妊娠中または妊娠の可能性がある方
- 材質不明の金属片が体内にある方(鉄工・溶接作業経験者など)
検査室への持込禁止物
入れ歯・クレジットカード・アクセサリー・めがね・補聴器・使い捨てカイロ・化粧品(マスカラ等)・カラーコンタクトレンズ・金属のついた下着・発熱下着(ヒートテック等)